おはなし
……読み比べてみたい昔話
共に<かくれ話>をテーマとしたお話です。
高橋ハナさんの昔話CD(第2巻)の内容はこちら
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昔、和尚から3枚のお守り札をもらった小僧が山に花を取りに行ったが暗くなったので家に泊めてもらうとそこは鬼婆さの家だった。鬼婆さは、寝かした小僧の体をなぜて、手から食おうか足から食おうかと言って…。
ある所に馬方がいて魚を馬の背にのせて峠越えしていたら、婆さが来て魚をくれと言う。馬が動かなくなったので見たら鬼婆さが馬乗りになって魚を食っていた。怖くなって逃げて山の中の家に入ったらそこは鬼婆さの家で…。
昔、村の男三人が伊勢参りに出かけた。道中日が暮れたので宿屋に泊ったら草餅が出て食べたら翌日三人とも馬になっていて馬喰に買われてしまった。一頭が寝ていると爺さが来て、縞の芒を食べると人間に戻れると言って…。