タグ : 笠原政雄
葬式の使い|昔語り:川上忠一
昔、村の山に化物が出るというので、ある家の父が鉈を研いで葬儀場に行き、大木の上で化物を待っていると、坊主みたいな者が木を登って父親の足をつかんだので、鉈で手を切るとギャッと木から落ちた。すると今度は…。
ふるやのもり|昔語り:笠原政雄
爺さと婆さが年取りの晩、何が一番恐いかという話になり、婆さは狼だといい、爺さはふるやものりと食っちゃ寝の化物が恐いと言う。それを聞いた狼に突然何かが馬乗りになり耳を引っぱった。狼はふるやのもりだと思い…。
昔、村の山に化物が出るというので、ある家の父が鉈を研いで葬儀場に行き、大木の上で化物を待っていると、坊主みたいな者が木を登って父親の足をつかんだので、鉈で手を切るとギャッと木から落ちた。すると今度は…。
爺さと婆さが年取りの晩、何が一番恐いかという話になり、婆さは狼だといい、爺さはふるやものりと食っちゃ寝の化物が恐いと言う。それを聞いた狼に突然何かが馬乗りになり耳を引っぱった。狼はふるやのもりだと思い…。